子の成長とともに変わる自分時間

オトンとオカンの自分時間捻出術 Advent Calendar 2019

おひさしぶりです!Naccoです(`・ω・´)

この記事について

この記事は「オトンとオカンの自分時間捻出術 Advent Calendar 2019」の19日目のブログです。お誘いいただいたkusuwadaさま、ありがとうございました♪

家族構成

  • オカン なっこ(34) 30代後半目前、事務職。来年1月よりIT企業にてWEBエンジニアとしてフルタイム復帰が決まりました(´;∇;`)
  • 長男(8) 小学校3年生。ASDという特性はあるものの、創作が得意です!
  • 次男(7) 小学校1年生。兄とは対照的で、慎重派で要領の良いところがあります。

自分時間とは

ゆるっと優先度順です。

  • 自習時間 ・・・プログラマーになりたいので、そのための勉強の時間です。
  • Twitter、Discord ・・・細切れですが、毎日欠かさず。
  • 勉強会、カンファレンス参加
  • コーヒー ・・・豆を買ってきて、挽いて、淹れます。おいしい
  • 草花 ・・・春~夏にかけて、写真撮影が趣味です
  • アニメ鑑賞 ・・・1期1作だけ。Abemaで見てます
  • 映画鑑賞 ・・・これは最近行けてないですが、どうしても観たいものがあれば

趣味は割とオタク趣味ではあるけど、時間とお金をかけない、一人でできるものになってきました。

子どもたちが成長し、ここ2年で自分時間を確保できるようになってきました。 捻出とは言えないかもしれませんが、そのことについて今回は書こうかと思います。

振るわなかった情シス時代と転職失敗

2年前、前職はユーザ企業の情シス部門所属でした。

入社2年目で産休育休を長男、次男と3年間連続で取得、その後5年間は時短勤務でした。

バックシステムを整備して業務部門のパートナーさんにレクチャーしたりと、ヘルプデスクやテクニカルサポートが日常業務です。 ルーティンワークの割合が高く、技術研鑽に時間をさけずにいました。 加えて、時短になった時からお給料が下がりました。

技術力が低いまま時短になってしまった私の敗北ですが、このままの条件で往復2時間かけて都内へ通うことが耐えられず退職を決意します。

しかしながら、戦略的な転職活動ができず、この時IT企業への転職はできませんでした。地元(埼玉)で就職できましたが、事務系のパートのお仕事です。

この頃から、ずっと技術力を磨ける環境に身を置いていないことに危機感を持ち続けていました。

長男は6歳で小学校入学、次男は5歳になっていました。

子どもが5歳頃から「寝かしつけ後に」時間捻出

私の体力も戻ってきて、寝かしつけ後に起きて活動することができるようになってきました。

オンライン勉強会との出会い

ちょうどこの頃に、Discord上のコミュニティ「インフラ勉強会」が発足し、私もすぐにJoinして活動を始めました。日々開催されるセッションの視聴だけではなく、時には初心者向けハンズオンを開催したりもしていました。 開催時間を深夜にも設定ができたので、22時~23時開催、時には日付をまたぐなんてことも可能です。画像はある1ヶ月のセッション一覧です。

インフラ勉強会

エンジニアの文化を知る、モチベ創出

私はインフラ勉強会にJoinするまで、世の中に勉強会(オフライン/オンライン)が存在することも知りませんでした。

毎日Twitterに流れてくる実況からconnpassなどの存在を知り、「勉強会」「もくもく会」などの存在も知りました。

これらをオンラインで開催するアイディアを出してくださった方、実現してくださった方がいて、その場に参加していました。画像はオンラインのもくもく会チャンネルです。今でも時々チャンネル利用しています。

もくもく会

(画像のように、インフラ勉強会で、インフラ以外の勉強していましたけど、それでも受け入れてくれる包容力のあるコミュニティです)

このような人の集まる場所がオンラインにあった、時間を合わせることができたことにより、勉強のモチベ創出につながりました。

今では、一人でも取り組むことができるようになっています。 自分のもくもくログ用のハッシュタグも作りました。

子どもが7歳頃から「土日に」時間捻出

お留守番ができる(例えば、作り置きのごはんを温めて食べる、室内で過ごすことができる)ようになってから、土日のどちらかで昼間に時間をもらうことができています。

カンファレンスに参加

最近ではJJUG CCC 2019 Fallに参加してきました。

朝から夕方まで、その後懇親会という流れが多いのですが、さすがに終日お留守番は厳しいので、16時頃に引き上げて、残りは登壇者がTwitterにあげてくれるスライドを、寝かしつけ後に読む、という形をとっています。

参加できないカンファレンスについても、タイムテーブルを確認して、チェックしておきたいセッションの登壇者はフォローするようにしています。

参加する、しないに関わらず、自分の興味分野のカンファレンスの情報はチェックするといいと思います。

一緒に技術書典へ

開催場所や規模にもよりますが、技術同人誌の即売会には、一緒についてきてくれるようになりました。

技術書典7に行ってきました

電子工作やM5Stackなどのマイコンの展示物に子どもたちも興味を持っていました。ただ、年齢によっては混雑に耐えられない可能性もあるので、ある程度身体がしっかりしてきてからをお勧めします。

かならず、土日のどちらかは子どもたちのために

自分の中で決めていることなのですが、土日のどちらかは必ずどこかに一緒におでかけするようにしています。

それは、今後子どもたちが成長し、「自分時間」を作りたいとなった時には一緒に過ごす時間が少なくなるだろうからです。今だけの時間を大切に。

転職活動再開 評価してくれる会社があった

ここまで子どもの年齢があがると、兄弟で話し合ったり、連携して行動できるようになりました。学童からの早帰り、自宅で待機ができそうです。 やっと転職活動再開、それもフルタイムで、の可能性が見えてきました。

フルタイムですと、エンジニア職の求人も格段に増えます。

履歴書と職務経歴書を整えました。この時に参考にさせていただいたのも、オンライン勉強会でのセッションの内容です。

そこに、これまでの取り組み「GitHub、独習内容、登壇履歴」の紙を添えて8社応募しました。 勤務地(都内、埼玉)、業態(受託、SES)は組み合わせ様々です。

ポートフォリオとは言えない内容の薄さでしたので 「これは趣味の範囲ですよね?」と一蹴されることもありました。

しかし、率直な意見をもらいながらも、今後エンジニアとして、キャリアパスをどう描けば良いのかのアドバイスをいただけることもありました。 はじめてプログラミングの試験を受け、その対策のためにAtCoderを利用しました。これもよい経験となりました。

そして、これまでの取り組みを評価していただける会社にも巡り合え、勤務地と業態も満足いく形で入社を決めることができました。

まだ即戦力となれるだけの力がついているとは言い難く、これからも、自分時間の多くは自習時間に割いていこうと思っています。

これがここ2年間の活動と成果です。

まとめ

章のタイトルの列挙となりますが、まとめです。

  • 振るわなかった情シス時代と転職失敗
    • 技術研鑽できる環境に身を置くことを意識し始めた
  • 子どもが5歳頃から「寝かしつけ後に」時間捻出
    • オンライン勉強会やオンラインもくもく会に参加、エンジニアの文化を吸収
    • 1人でも自習に取り組めるようになった
  • 子どもが7歳頃から「土日に」時間捻出
    • カンファレンスや技術同人誌即売会などに参加
    • 土日のどちらかは必ず、子どものために使う
  • 転職活動再開 評価してくれる会社があった
    • フルタイム復帰が可能になった段階で転職再開

捻出というよりは、子の成長とともに

一番の子育ての難所だった~5歳までの頃は、はっきりいって自分時間の捻出が難しく、特に取り組むこともなく、仕事と子育てに奔走していました。

今まさにその時期の方に私から言えることはあまりなく、申し訳ないのですが「時間と場所の制約をできるだけクリアできる方法」を選んで身を置いてみることかなと思います。(自分が目指すところにいる人たちと交流できる場があれば最適です)

最後にひとつ画像を紹介して終わります。

生きたカレンダ

これは、私の自宅のデスクの真正面に貼っている2019年のカレンダーです。 その日を生きたら、合格のシールを貼っています。

モチベーションをあげるためだったら、これだけハードルを下げます。 今日も1日、お疲れ様です。また明日もがんばりましょう!